どれくらい続いたでしょうか。
その指は執拗なまでに私のクリトリスを刺激し続けました。
全身から汗が吹き出し、太ももがガクガクと震えだします。
(ダメ……そんな……)
いよいよ声が抑えられなくなりました。
「ぐ……あぁ……」
(お願い……早く……停まって……)
電車に揺られながら、必死で快感に耐えている自分がいます。
あれほど痛かったお尻も、今では快感の一部のようになっているのです。
もう目の前が真っ白になってきました。
そしてついに……
(あぁぁぁぁ!)
全身が硬直し、痙攣したように小刻みに震えました。
私は痴漢の指で絶頂を迎えてしまったのです。
立っていられなくなり、その場に倒れ込みそうになりましたが、両脇の男に支えられました。
「奥さん、イっちゃったね」
男達が嘲笑します。
「痴漢にイカされちゃうなんて変態だね。」
(違う……私は……)
しかし、絶頂に達したばかりの私には何も言うことができませんでした。
「次は中でイこうね」
秘所とお尻の中のモノは振動し続けています。
クリトリスへの刺激がなくなった分、その振動を敏感に感じてしまいました。
イッたばかりだというのに、再び快感がこみ上げてくるのです。
「もう……やめて……」
私はそう呟くのが精一杯でした。
「もっと気持ちよくしてやるよ」
そういうと秘所とお尻の中の振動が激しくなりました。
それだけでなくバイブの先端がうねるように動き始めたのです。
「ひぃ……あぁぁ……」
そのバイブはまるで生きているかのように、私の膣内を動き回ります。
しかも奥の子宮口を押し上げるのです。
「あぅ……うぁ……」
痴漢の手がバイブとローターを抜けないように押さえているので、その刺激から逃げ出すことはできません。
こんなに奥が気持ちいいなんて……
「奥さん、またイキそうだね」
私は必死に首を振りますが、あまりの快感に足がガクガクと震えだしました。
もう立っていることができず、後ろの男に身体を預ける形になりました。
気付けば大きな男3人に囲まれ、周りが見えません。
私はそれに安堵してしまい、快感に身を委ねてしまったのです。
「あっ……あぁ……」
バイブの動きが変わり、私の中で回転し始めました。
(ぐ……あ……き……気持ちいい……)
私は快感に飲み込まれ、もう声を抑えることができませんでした。
「あっ……あぅ……ああぁ……」
体が熱くなり、膣内のバイブをぎゅっと締め付けてしまいます。
しかしその動きは止まることはなく、回転を続けるのです。
(イク……イッちゃう!)
「はあぁぁぁ……」
再び絶頂を迎えてしまいました。
私は初めて中でイクという感覚を知りました。
それはとても甘美で深い快感で、意識を失いそうになりました。
しかし、痴漢達はそんな私のことはお構いなしに責め続けてきます。
両脇の男が私の足をさらに開かせました。
そして秘所に刺さったバイブを抜き差しし始めたのです。
「あ……ああぁ……」
ローションと愛液が絡まったバイブが引き抜かれると、再び奥までゆっくり差し込まれました。
男はそれを繰り返すのです。
私はもう、その快感に打ち震えるだけでした。
「旦那さんのペニスより気持ちいいだろ?」
男の言う通り、夫のものより何倍も気持ちいいのです。
これほど膣の壁を圧迫して、擦られたことはありませんでした。
はじめはゆっくりしたバイブの出し入れも、次第に早くなってきます。
「あっ……あっ……」
振動してうねりながら入ってくるのが、たまらなく気持ちいいのです。
お尻に入ったローターの振動がさらに快感を増幅させています。
(あぁ……すごい……)
バイブの先端が子宮口を叩くたび、意識が飛びそうになるほどの快感に襲われます。
私は無意識のうちに腰を前後に動かしていました。
「気持ちいいだろ、イクときはイクって言いなよ」
男が低い声で耳元で囁きます。それすら快感になっていました。
もう何も考えられませんでした。
「あっ……あっ……イクッ!」
私はガクガクと痙攣しながら、絶頂を迎えたのです。
「またイッちゃったね」
男達が嘲笑します。
(あぁ……私……なんてことを……)
そのとき、次の駅の停車のアナウンスが流れました。
すると男たちは私のショーツを元通りに穿かせたのです。
しかもバイブとローターを振動させたまま……。
(そんな……)
秘所とお尻の中で、バイブは容赦なく動き続けています。
私は必死に声を抑えますが声が漏れてしまいます。
「あ……うぅ……」
そして、電車が停車しドアが開きました。
大勢の人がこの駅で降ります。
「ほら、降りないと。」
男のひとりが私の腕を強く引っ張り、ホームへ降ろしたのです。
足がガクガクと震え、うまく歩けません。
秘所とお尻の中で振動するローターが、歩くたび敏感な箇所にぶつかり刺激するのです。
それでも私にトイレに逃げ込もうと歩き続けました。
(あ……あと……少し……)
そのときでした。
「水樹さん」
私の名前を呼ぶ男性の声が聞こえたのです。
それは会社の後輩の前田くんでした。
「前田くん……」
「水樹さん、大丈夫ですか?すごい汗……」
彼は私に駆け寄ってきました。
「だ、大丈夫……」
私はなんとか平静を装い返事をします。
「でも……顔が赤いですよ」
彼が心配そうに私の顔を覗き込みました。
前田くんに知られたくない……なんとかその場を立ち去ろうとしたのですが、
その瞬間、バイブとローターの振動がさらに激しくなったのです。
「あ……ぐぅ……」
全身にぞっと快感が走りました。
あまりの快感で私は彼に倒れ掛かるようになってしまいました。
「水樹さん、本当に大丈夫なんですか?」
「ちょっと……気分が……すぐ……治るから……」
「でも……」
彼は心配そうに私を見ています。
(お願い……見ないで……)
もう限界でした。
頭が真っ白になったのです。
「あ……あぁ……」
(ダメ……イクッ!)
全身が震え、彼に支えられながら絶頂を迎えたのです。
それと同時に下半身に生暖かい感触が広がっていくのがわかりました。
コメント