俺の好きな人が寝取られ堕ちていく パート1

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俺は18歳、もうすぐ受験を控えた高校3年生だ。
志望校は今の学力より少し上なので、もっと勉強しないといけない状況である。
もちろん彼女などいないし、今までもいない。

「あの……坂本くん」
振り向くとそこには同じクラスの女子である冬月茜さんがいた。
冬月さんとはあまり話したことがなかった。
「これ、今日の文化祭の委員会の資料なんだけど。」
「あ、ありがとう」
そうだった。俺と冬月さんは同じ委員で、今日の放課後はその委員会があったのだ。
資料を見ると、綺麗な文字でわかりやすくまとめられていた。


冬月さんは学年トップの優秀な生徒だったが、
1・2年生のときは眼鏡をしていて、あまりパッとしない印象だった。
だが3年生になり、眼鏡を外し、髪型も少し変え、垢抜けて可愛くなった。
最近は狙っているやつも多いと聞くが、まだ誰とも付き合っていないらしい。
「冬月さんってすごいよね。こんなに分かりやすくまとめられるなんて。」
「そ、そうかな。ありがとう」
冬月さんはすごく顔を赤くしていた。褒められ慣れていないのだろう。
「あ!そういえば冬月さんは志望校ってどこなの?」
「まだはっきりとは決めてないけど、〇〇大学を目指そうと思ってる…」
そこは誰もが知る偏差値の高い大学で、俺はC判定なのでその大学は諦めていた。
「そうなんだ!俺もその大学を目指そうと思ってる。一緒に頑張ろうね。」
俺はとんでもないことを口走ってしまった。
「うん!」
冬月さんの可愛い笑顔にドキっとした。俺はその瞬間、恋に落ちてしまった。

その後も、委員会などで俺と冬月さんは会う機会が多く、次第に仲良くなっていった。
無事、文化祭も終わり、周りは受験モードに切り替わっていたが、
俺は冬月さんのことが気になり、勉強が手につかなくなってしまった。
俺は親友の山田に相談をした。
「なあ、山田。俺、最近気になる子ができたんだ」
「まじで!?誰だ?」
「同じクラスの冬月さん」
「ああ!あの優等生か!」
山田は割とズバズバと言うタイプだ。
しかもおおざっぱなところがあり、女子とも平気で話す……というか上から話す印象だ。
しかも、顔の印象と体格の大きさから一部の人からは「ゴリ」と呼ばれている。
その性格と外見のため女子受けはあまり良くないのか彼女はいない。
「お前ら頭が良いんだから勉強誘えば良いじゃん!」
「冬月さんは学年トップだぞ、俺なんかと勉強しても迷惑なだけだよ。」
「じゃあ俺が誘ってやるよ」
数日後、山田は冬月さんを誘い、なんと俺と冬月さんの友達も含めて4人で、
山田の家で勉強することになった。
山田が言うには、誘ったときは冬月さんは戸惑っていたが、俺が来ることを伝えると、
冬月さんは了承してくれたらしい。

俺はその日、緊張しながらも朝から山田の家に向かった。
山田の両親は共働きで夜にならないと帰らないので勉強するには最適だった。
到着すると、ちょうど冬月さんたちが来るのが見えた。
冬月さんの友達は、同じクラスの佐野弘美さんだった。
冬月さんとは1年からよく一緒にいるのを見ていた。
佐野さんはクラスでも人気もので、性格は明るく、冬月さんが綺麗系だとすると、佐野さん可愛い系である。
背が小さくて、胸が大きい。山田の好きなタイプかもしれない。
「俺は飲み物とってくるから適当にくつろいでて」
山田の部屋は雑誌やらなんやらで割と散らかっていたが広かった。
ベッドも山田が寝っ転がっても余裕があるくらい大きい。
「広い部屋だね」
佐野さんは部屋を見回しながら言うと、コートを脱ぎはじめた。
ニットのセーターで、胸が強調されていた。
冬月さんはブラウスにカーディガンを羽織り、スカートは膝丈の清楚な服装だった。
俺は初めて見る冬月さんの私服姿にドキっとした。

俺らは4人でテーブルを囲って、勉強を始めた。
みんな真剣に勉強してる中、山田だけは
「うーん、わからん」
と嘆いていた。
「冬月、教えて」山田は冬月さんを呼び捨てにしていた。
「えっと……どこ?」
冬月さんは嫌がらず、山田に教え始めた。
髪をかき上げ、前髪が落ちてくるとまたかき上げる仕草が可愛い。
何より側にいると良い匂いがした。
「なるほど!そういうことか!ありがとう!」
と山田は納得していた。
佐野さんも
「すごいね、茜ちゃん。分かりやすい!」
と褒めていた。
冬月さんは嬉しそうだ。
ときおり、山田と冬月さんが会話する。
「すまん、ここわからん」
「えっと……これはね……」
冬月さんは誰にでも優しいのは分かっているが、
山田はそれに甘えているようでイラっとした。
「山田君、ちょっとは自分でやらないと。茜ちゃんに迷惑かけちゃダメだよ」
「山田、佐野さんの言うとおりだぞ」
俺は佐野さんに便乗した。
「いや……でも……じゃあ佐野、教えてくれよ」
「仕方ないなー」佐野さんが山田に教えていた。
なんだかんだで二人は気が合いそうだ。
それから2時間くらい、勉強を続けた。

このパートではエッチなシーンはありませんが、青春ですね。
次の展開に期待です。

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俺の好きな人が寝取られ堕ちていく パート2
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